日本と海外のインテリアの違い/ 海外インテリアが好きな人必見!知っておきたい海外と日本のインテリア事情の違い
日本と海外のインテリアの違いを知っていますか?
海外インテリアが好きな人、これからインテリアを憧れの海外風に変えていきたい人はぜひ知っておきたい、海外インテリアと日本のインテリア事情の違い。
家具のサイズ感から、照明計画まで、日本の基準とは大きく違うことも多々あります。
そこで、広島で実店舗を持つ.unoGLAM(ウノグラム)が押さえておきたいポイントをお教えいたします!
参照サイト:http://www.bocadolobo.com/en/inspiration-and-ideas/round-dining-tables-create-cozy-modern-decor/
1. 海外のダイニングテーブルの高さは70㎝以上
海外製のダイニングテーブルの高さは日本のテーブルと比べて高めのものがほとんどです。国産のダイニングテーブルの平均的なテーブル高は70㎝。海外では、73㎝~78㎝くらいと日本のテーブルよりもけっこう高めです。
日本人と比べて体つきが大きい人が多いのも理由の一つですが、もう1つ大きな理由が。海外では室内でも土足での生活スタイルが多いですね。靴を履いていると、素足で過ごすより背が高くなります。そのため、テーブルの高さは土足でのスタイルに合わせて日本より少し高めとなっています。
それに合わせてチェアもテーブルに合わせて少し高めの高さになっています。
(→テーブルとチェアの高さについての記事はこちらをご覧ください)
【ダイニングテーブルは海外製はテーブル高が高め】というのを事前に知っておきましょう。
2. 照明計画は多灯照明で。夜の暗がりも楽しむ照明計画
日本では1室1灯で、1つの照明器具で部屋の隅々まで照らすというのが主流でしたが、最近では海外のようにいくつかの照明器具を室内に取り入れ、上から、横から、下からと色んな明かりを楽しむムードある照明計画も増えてきました。1灯照明に比べ何種類かの光をミックスさせることで、独特の雰囲気を味わうことができます。
ムードを楽しむには、暗がりの中での明かりを楽しむことです。暗い中で光を付けることで陰影が生まれ、それがムードある雰囲気を演出してくれます。
参照サイト:https://athoughtfuleye.wordpress.com/2012/04/30/high-point-market-spring-2012-baker/
またもう一つの理由に、欧米の人は目の色がブルーやグリーンの人が多く目の色素が薄い傾向にあります。対してわたしたちアジアの人の目は、黒目や濃い茶色が多いです。色素が薄いと光の感じ方が眩しく感じられるといい、お部屋をあまり明るくしないのも、明るすぎると目に眩しく感じるから…という理由もあります。
3. センターテーブルの高さは40㎝以上が多い
日本では座卓に座ってご飯を食べたり、小さいお子様がおられる家では読み書きをしたりとリビングで使われている方も多いと思います。これらのテーブルの高さはだいたい37㎝~40㎝くらいの高さの物が多いです。
対して欧米では基本的に床に座る習慣があまりなく、リビングで座るとなるとソファに座ることが多いです。海外のセンターテーブルと呼ばれるものは、ソファに合わせたリビングテーブルの高さになってるものが多く、だいたい42㎝~50㎝弱の物が多いのではないでしょうか。
この高さのテーブルを日本の座卓のように使おうと思うとテーブルの方が高くなり、食事や読み書きは難しくなります。海外製のテーブルは高さが高めだということを知っておきましょう。対策としては、厚みのあるクッションを置いて高さを調整したりするとよいでしょう。
4. ラグは全体に敷き詰めず必要なところにアクセント的に敷く
映画や海外ドラマで欧米の室内を見てみると、ラグがとてもオシャレに敷いてあるのをよく見かけます。オシャレなだけでなく、土足文化の欧米では埃や土などが広がらないように汚れ防止も兼ねてラグを使用しています。
ラグはインテリアの名エッセンス。お料理で言うと味付けの部分でしょうか。
主要な家具を置いた後で、最後にどんな色柄の物を敷くかでインテリアの雰囲気は劇的に変わります。
お部屋全体に敷き詰めるのではなく、目的のスペースごとに、ゾーンごとにラグを部分的に敷くのがおしゃれな海外スタイル。お気に入りのラグをいくつか持ち、気分や模様替え時、また用途によってラグの位置を変えたりなど楽しんでいます。
以上、日本と海外とのインテリアの違いを特集してみました。これから海外インテリアを取り入れてみようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。